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トレーサビリティの進化 脇本康裕の気になるコラム

こんにちは!

スーパーなどで生鮮食品などを買い物をするときに商品に生産者や産地を
シールやマークなどで情報を表示するのを目にします。
いまではトレーサビリティという言葉も聞き慣れましたが、以前には
産地偽装問題などが続いて社会問題になったことがありましたよね。

さて、私が気になったのは、生鮮食品ではなく高級毛素材の『カシミヤ』に

レーザー技術で産地を推定することができる実証実験が行われている

というニュースです。

これはNTTのレーザー技術と品質試験するケケン試験認証センターの

共同開発のはなし。
従来の文書情報と光学顕微鏡検査による外見の特徴だけでは産地の推定は
不可能だったようです。ところがこの実証実験では、NTTのレーザーガスセンシング

によりカシミヤに含まれる元素の安定同位体比と生育地や飼育環境の相関関係を

アルコリズム分析し、あらかじめ産地情報と関連付けて蓄積されている情報と

照合するこによりカシミヤの産地を科学的に推定できるんだそうです。

凄いですよね。

将来的にIOT技術を利用してトレーサビリティが確保され正しく品質表示

されているかを厳しく品質管理し商品の信頼性向上につなげていくというわけ。
ブランド地区の生産者の保護や、消費者を守る点からも今後このような
検査システムがいろいろなところに波及し行き渡るかもしれませんね。
科学的なデータベースから新たなサービスが発生しているものだと感じました。

これからの時代は科学がサービスを変えるかもしれませんー。