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産業用の繊維の世界 脇本康裕の気になるコラム

日本では「繊維」というと量的に縮小しているイメージがありますが

それは「衣料用の繊維」を思い浮かぶかたが多いのではないでしょうか。

たしかに衣料で使われる繊維は量産品では中国などが、高級品では
イタリアなどが圧倒的な競争力をもっています。

一方、身の回りを見渡すと、カーテンや布団も同じ繊維で、「家庭
インテリア用」というカテゴリーのものもありますから衣料だけでは
ありません。

さて、「産業用の繊維」というのはそれ以外の分野で、日本をはじめ
先進国ではその比重が拡大しているようです。

例えば自動車。
シートベルト、エアバック、シート、マット、吸音材、タイヤコード、
スピーカー材などがありますが、他にも機械の中にかくれているものなどが
あります。
もう、そうなると車はある意味繊維のかたまりみたいなものに見えて
きます(笑)
車ひとつ考えてみても、産業用繊維って社会生活品に浸透しているなと
思います。

この他には、機械、土木、建築、医療、衛生などの分野にも関係して
きますのでその範囲とやらはすごいものです。

この産業用分野はデザインよりも耐火性や防水、強度など機能性が重視される
分野ですので価格や付加価値の高いものがあるようです。

ここ札幌では、繊維といっても縫製加工がメインになります。
自社の各分野、各業種において、いろいろな商品開発をし、生産加工して
販売しています。
弊社のお客様をみても、繊維というのは市場において多種多様なニーズが
あるのを改めて実感します。