日本の食塩摂取量は諸外国と比較すると多いことが世界保健
機構の調べでわかっています。
高血圧や心臓病予防など健康面を考えると気をつけたいものです。
先日読んだ新聞記事によると、明治大学の宮下教授らの研究で、
食品を食べたときに感じるしょっぱさの度合いを調節できる手袋を
開発したとのこと。
舌に電気刺激を与えると味のような感覚が生じる【電気味覚】と
呼ばれる現象でその研究がすすめられ、その仕組みは、指に
電極がついた手袋で食品をつかんで口に入れ、電気を流すと
塩味を強く感じるそうです。
この仕組みは、手づかみの他にも、フォークやコップ、食器など、
金属製の電気を通すもので食べても味を変えられるのだそうですよ。
高血圧や糖尿病によって食事制限が必要な方には、薄味を我慢して
食べるといったストレスが無くなるというわけ。
調味料を加える必要も無いので塩分の摂取も制限できて生活習慣
予防にも役立ちますねー。
実用化になると、健康面やダイエットでの効果が期待されているの
だとか。
従来の電気刺激で味を変える研究は、顔や首に電極を貼るなど
準備に手間がかかっていたようです。
手袋型のデバイスにするとはナイスアイデア!
簡単に使えて食事もしやすいですよね~。
美味しく食事を感じて健康と両立するという技術に、未来への
想像を感じます~♪