みなさんこんにちは!
「スマート衣料」とは電気を通す繊維素材等を用いて、心拍数や
姿勢、位置、心電図といった生体情報を取得できる衣服タイプの
ウエアラブル衣料のことで、繊維大手が医療分野をはじめ、
スポーツ分野、製造現場など幅広い分野での実用化を目指して
研究が進められています。
矢野経済研究所によると、国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は
2020年の約5億円から、25年には50億円を超え、25年頃には医療や
ヘルス分野での需要が本格化する見通し。30年の市場規模は約226億円に
成長する見込みだそうです。
一方で、東洋紡では乳牛の心拍などを計測できるにスマート衣料
を開発しています。継続的に計測することで、病気や出産の予兆を
察知し死亡リスクを抑えるのだそうです。
動物は人間と比べて激しく動くことが多いため課題がありましたが
東洋紡では2016年に競走馬向けのスマート衣料を販売しており、そこで
培ったノウハウが生きているようです。
今後も、コロナ禍では移動が制限されるなか、医師が診察に行けない
こともあり、オンライン診療の必要性が高まってきています。
遠隔で診断ができるようになる時代はすぐそこに来ているようです。
様々な分野で応用した研究が行われてくるのは間違いないでしょう。
今後の開発に期待大です。