やっと夏の暑い時期が終わりを迎えて過ごしやすい季節に
なりましたが、今夏の新聞記事にも何度となく熱中症
リスクを軽減させるウエアに関する記事を目にしていました。

空調ファン付きウエアといってピンとくるかたも多くなって
きたと思いますが、建設現場や工場などで作業員を熱中症から
守る衣服です。
一般的なウエアは、ファンをつけて風を取り込み着ている
服や肌に当てるというもの。

最近では、新製品も開発され、運送業者や配送業者が
着たまま運転できるような位置にファンを置いたモデルや、
背中の位置に2つのファンを縦に並べ体の軸がブレにくい
ゴルフ向けなど熱中症リスクを抑えたいというニーズをくんで
様々開発されています。

また、スポーツ用品大手のミズノからはベストタイプの
ファン付きウエアが発売され、スポーツの知見を活かされて
いるようです。

矢野経済研究所の推計では建設現場や工場などで使う作業着の
2018年度の市場規模は約2900億円。市場はまだ小さいですが

ファン付きウエアはここ数年で需要に火がついているようです。

コロナ対策でマスクやシールドをつけることで息苦しくなる
場面が増えています。屋外作業やアウトドアを楽しむ人にむけ
需要を掘り起こす大きな機会になるのではないでしょうか～