「抗菌・抗ウイルス」の製品が相次いで開発されていますが、
布製品も素材の力を利用して続々な商品が出てきています。

帝人フロンティアと村田製作所は、伸ばしたり曲げたりすると
電気が発生し、抗菌作用をもつとする新しい繊維を開発したと
発表。その新繊維「ピエクレックス」は、植物由来の材料で
細菌の増殖を抑制し抗菌材が不要とのこと。

日清紡HD傘下の東京シャツは抗ウイルス機能を持つシャツを
発売。シャツに付着したウイルスを減らすことができる薬剤を
生地に塗布しています。

衣類に付着したウイルスを99.9％減少できるという日清紡HDの
開発した加工素材「バリエックス」を応用してシャツを製造
しているのはフレックスジャパン社。

一方、液剤では、三菱ケミカルHDがウイルスや菌を寄せ
付けない効果のあるスプレー「アンチウイルススプレー」を販売。
ドアノブなどに吹き付けてウイルスの付着を抑制します。
また、スプレーの改良版やウェットタオルを発売し、家具や、
カーテン・衣類などの布製品にスプレーすれば約20日間効果が
持続するのだそうですよ。

生活空間のあやゆるものに抗菌、抗ウイルス機能をもつ素材や
技術が開発されていますね。
しばらく需要は増えていくのではないでしょうか。