みなさんこんにちは!
前回に引き続き、中綿のお話を進めていきます~
中綿の種類の木綿と真綿から始めていきます。
・木綿
木綿の中綿入りの多くは、防寒用として用いられてきました。
江戸時代に庶民は綿入りのドテラ、丹前または仕事が
しやすいように袖を取り外して甚平として着用し、子育て期は
ネンネコ半纏や亀の甲半纏(乳幼児を背負って上から着る
防寒着)として昭和中期まで永く親しまれ愛用されてきました。
・真綿
養蚕が栄えるとともに繭から真綿がつくられ、軽く、暖かさは
綿より優れています。高級な着物には中綿入りの上に真綿を
薄く伸ばして綿の脱落を防ぐとともに暖かさを助ける役目も
兼ねていて大変重宝されていたようです。
防寒着は身体にくるみまとうことによって寒さから身体を
守り生活上、食料と同等の必要性を求められてきた歴史が
あります。
寒さから身を守ることが大切だったんですね~
それでは次回につづきます~♪